帰省のときに東京を通ると、昔の友人とランチをしたり、展覧会に寄ったりするのがちょっとした楽しみなのですが、今年は「レオ・レオーニ展」と「デザイン あ neo展」に行ってきました。

レオ・レオーニさんの絵本は『スイミー』くらいしか知らなかったのですが、ねずみのキャラクターなど、見覚えのある作品もあって「これもレオーニさんだったんだ!」と新しい発見が。
ちぎった紙を貼り合わせたコラージュや、紙の質感を工夫してニュアンスを出したりと、制作の裏側も見られてとても面白かったです。

自然からインスピレーションを得ているそうで、「絵を描くときは記憶の中の形を描けばいいから、実物を見なくても大丈夫」とおっしゃっていたのも印象的でした。最近の展覧会って、ただ展示するだけじゃなく見せ方も工夫されていて楽しいですね。

一方の「デザイン あ neo展」は、NHK Eテレの「デザインあ」が展覧会になったもの。日常の動作を改めて観察したり、体感してみたりと、子どもから大人まで楽しめる内容でした。美術館って大人が多い印象ですが、ここは子どももたくさんいてとてもにぎやか。

後半にはなんとデッサンコーナーがあり、久しぶりに鉛筆を持って挑戦😆 予備校や大学のとき以来でしたが、思いのほか楽しくて夢中になってしまいました。描いた絵がその場でスクリーンに映し出されて、知らない人たちと一緒に並ぶのも新鮮で、なかなかできない体験でした。

